番茶

日本茶の一般的な栽培方法で、自然光下で栽培する栽培方法です。

【番茶(ばんちゃ)】

番茶は日本茶の基本的な主流から外れたお茶を総称した呼び名です。茶葉の摘採期や品質、地域などによって、いろいろな意味の番茶があります。番茶は、「番外茶」からきているといわれており、大きく5種類に分類されます。

●一番茶の手摘み、あるいは若芽を摘採した後の遅れ芽を摘採したもので、品質は良好。(専門的には「一番茶」)

●三番茶を摘採せず、そのまま枝葉を伸ばしたものを秋に摘採したもので、量的にはもっとも多い。(専門的には「秋冬番茶」)

●仕上げ加工工程で、大きく扁平な葉を切断せずに取り出し、製品化したもの。(専門的には「頭(あたま)」)

●昔からの非主産地で、地元消費を主として特殊製法でつくられたお茶。例として、「京番茶」「美作(みまさか)番茶」「阿波番茶」など。

●北海道、東北、北陸地方では、地方語として「ほうじ茶」のこと。
いずれにしても、摘採期、品質、地域などで日本茶の主流から外れた番外のお茶を指しています。一説には、遅く摘み採ったお茶、つまり「晩茶」から転じて番茶、あるいは番小屋で待機中に飲んだ安いお茶を番茶という説もあります。煎茶と同じ製法で、固めの茶葉(新葉が伸びて硬くなった葉や茎など)を利用します。

【焙茶(ほうじちゃ)】

煎茶などを炒ることで、カフェインが少なくなり苦みが抑えられ香ばしさが引き立ちます。煎茶、番茶、茎茶などをキツネ色になるまで強火で炒って(ほうじて)、香ばしさを引き出したお茶のことです。

この他に、煎茶や番茶の仕上げ加工工程で選別した形の大きい葉や茎を混ぜ合わせ、炒った(ほうじた)ものも含まれます。

ほうじ機でほうじ香が生じるまで約200度で加熱し、すぐに冷却されます。

炒る(ほうじる)ことによってカフェインが昇華(固体から気体に直接変化する現象)して苦みが少なくなるため、お子さまやお年寄りの方にも飲みやすいお茶です。香ばしさとすっきりとした軽い味が楽しめます。

【玄米茶(げんまいちゃ)】

玄米とほぼ同じ量の番茶や煎茶を混ぜてつくられる玄米茶は、さっぱりとした味わいで、幅広い年代の方にお勧めできるお茶です。

水に浸して蒸した玄米を炒り、これに番茶や煎茶などをほぼ同量の割合で加えたお茶が「玄米茶」となります。炒り玄米の香ばしさと、番茶や煎茶のさっぱりとした味わいが楽しめます。

玄米が混入していることで、煎茶や番茶の使用量が少ないのでカフェインが少なく、お子さまやお年寄りの方にもお勧めできるお茶です。