摘採

茶葉を摘み採った順番に応じて、「一番茶」「二番茶」「三番茶」と呼ばれます。一番茶は新茶と呼ばれることもあります。

■摘み採った順番による呼ばれ方

【一番茶・二番茶・三番茶・秋冬番茶(しゅうとうばんちゃ)】

一番茶は、その年の最初に生育した新芽を摘み採ってつくったお茶のことです。以降、摘み採った順番により、「二番茶」「三番茶」と呼ばれ、「一番茶」のことを「新茶」と呼ぶこともあります。

「一番茶」はその後に摘み採られる「二番茶」「三番茶」などと対比して使われることが多く、「新茶」は1年で最初に摘まれる「初物(はつもの)」の意味を込めて、また「旬」のものとして呼ばれます。

地域によっては、三番茶を摘み採らずに、秋口に摘む「秋冬番茶」もあります。

【新茶(しんちゃ)】

さわやかな香りと旨み、甘みが特徴で、「一番茶」と基本的に同じです。「新茶」とは、その年の最初に生育した新芽を摘み採ってつくるお茶のことです。

鹿児島などの温暖な地域から摘み採りが始まり、桜前線と同様に徐々に北上していきます。

茶樹は、冬の間に養分を蓄え、春の芽生えとともにその栄養分をたくさん含んだみずみずしい若葉を成長させます。それが新茶となるのです。

立春(2月4日)から数えて88日目の日を「八十八夜」といい、昔から、この日に摘み採られたお茶を飲むと、一年間無病息災で元気に過ごせると言い伝えられています。

新茶の特徴は、何といっても若葉の「さわやかですがすがしい香り」にあります。また、新茶は「二番茶」「三番茶」に比べて苦渋いカテキンやカフェインが少なく、旨み、甘みの成分であるアミノ酸(テアニン)が多い傾向にあります。