おちゃ

一般的に「緑茶」と呼ばれていますが、基本的に「緑茶」と「日本茶」という言葉は同義語であると考えて差し支えありません。

その緑茶が、栽培方法、摘採時期、製造工程などの違いによって、さまざまな種類(呼び名)のお茶になります。

したがって、緑茶の種類として「煎茶」や「玉露」「番茶」「ほうじ茶」「釜炒り茶」などが存在するのです。

国内で生産されるお茶は、ほとんどすべてが緑茶。その緑茶が、栽培方法、摘採時期、製造工程などの違いによって、さまざまな種類のお茶になります。

■日本で生産されるお茶はほとんどすべてが「緑茶」

日本で生産されるお茶は、ほとんどすべてが緑茶です。昭和40年代までは、各地で紅茶が生産されていました(昭和40年で約 1,500トン)が、品質・価格面でインド・スリランカに太刀うちできませんでした。

また、日本で烏龍茶がブームになった昭和54年(1979年)から 60年(1985年)ころには、烏龍茶の製造を試みたところもありますが、紅茶同様に思わしくなく、現状では日本で生産されるお茶はほとんどすべてが緑茶といえます。

製法は、ほとんどが蒸し製法です。なお、九州の一部で地元消費のため釜炒り緑茶(玉緑茶など)が存在します。 茶種別生産量でみると、普通煎茶が7割以上を占めています。

■同じ茶の葉から各種の茶ができる

お茶の木はツバキ科で白い花が咲きます。茶葉はいろいろな形で食卓にあがります。

緑茶と紅茶、烏龍茶は、味も飲み方も違っていて、まったく別物のイメージがありますが、すべて同じ「茶」の葉からできています。

●不発酵茶(日本茶)
茶摘後、最初に蒸気による熱処理をして茶葉の発酵を止めた後(酸化酵素の不活性化)加工されるお茶。緑茶がこれに相当し茶摘後すぐ発酵を止めるので茶葉が緑色を保つのが特徴です。

●発酵茶(紅茶)
茶摘後、茶を萎れさせその後完全に茶葉や芽を発酵させた後に加工されるお茶。

・紅茶
茶葉を完全に発酵させて仕上ると紅茶になります。紅茶は全世界で生産されている茶の80%を占め代表産地はインド、スリランカなどです。

●半発酵茶(烏龍茶(ウーロン茶))
一定期間発酵したのち熱処理により発酵を止めてから加工するか、もしくは製茶過程の中に一部、発酵過程を取り入れている製茶方法。発酵の度合いで不発酵茶に近いお茶や発酵茶に近いお茶など種類によって差があります。

・烏龍茶(ウーロン茶)
発酵を止めた緑茶と完全発酵した紅茶の中間に位置する半発酵仕上げのお茶の代表が烏龍茶です。福建省、広東省、台湾などが代表産地です。