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カテキンとは日本の食文化に古くから飲料としてあった日本茶は、中国茶の人気に隠れた時期もありましたが、最近では体の調子を整えるカテキンの効能が注目され、ブームになっています。

カテキン含有量を前面に表示した商品は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアでも人気商品です。

お茶が日本に入ってきたのは鎌倉時代です。庶民に広がったのは江戸時代と言われています。

日本にお茶を伝えた栄西禅師の言葉には『茶は養生の仙薬なり』という言葉がありますが、昔の人はお茶が体に良いということを知っていて、うまく生活に活かしていたと思います。

その日本茶(緑茶)に多く含まれるカテキンは、ポリフェノールの一種で、昔からタンニンと呼ばれてきた緑茶の渋みの主成分です。カテキンの語源は、インド産のアカシア・カテキュー(マメ科アカシア属の低木)の樹液から採れる“カテキュー”に由来しています。

お茶のカテキンは、1929年、理化学研究所の辻村博士らによって初めて存在が確認されました。茶葉中には形の違う4種類のカテキンが存在しています。

●エピカテキン

●エピガロカテキン

●エピカテキンガレート

●エピガロカテキンガレート
これらの成分は、お茶飲料を製造する工程の中で、加熱処理を行うことで一部形が変化します。

●エピカテキン⇒カテキン

●エピガロカテキン⇒ガロカテキン

●エピカテキンガレート⇒カテキンガレート

●エピガロカテキンガレート⇒ガロカテキンガレート

カテキンは非常に酸化しやすい物質です。緑茶は、荒茶製造工程中で酸化酵素の働きが抑えられるため、ほとんど酸化しません。

しかし、烏龍茶や紅茶では、酸化酵素の作用で酸化重合物(合体カテキンといわれるもので、テアフラビン類・テアルビジン類が該当します)が作られます。

すると、本来は水溶液中では無色のカテキンが、オレンジから赤色となります。烏龍茶や紅茶が赤っぽい色をしているのは、このためです。